事務所のロゴに、石ころのシルエットを拝借しました。
環境も条件もそれぞれ違う中で、
流れのままに転がり続けた石は
愛らしい形となり、やがて石ころとなる。
流れる方向、形、色にそれぞれがあり、個性がある。
それは生き方、人生そのもであり、
建築とも通じるものがあると感じています。
つぶて舎では、
大切なご予算に合った建物と仕様のご提案を行なっております。
家は大きさではありません。たとえ小さな家でも、家族が暮らして楽しく、
心地よい空間をご提案いたします。
安価な材料でも、
工夫して使うことで素敵なデザインと永く愛着の持てる家を設計いたします。
私の地元である滋賀県米原。
山裾の、畑に囲まれた敷地に、
事務所と自宅を兼ねた、簡素な建物を数年前に建てました。
その理由はふたつあります。
ひとつは、訪れた方に自分の考えた建物を
体験として感じていただける場を作りたかったこと。
もうひとつは、建築家としてそこで仕事をし、生活を営み、実体験をすることで、
図面に描いた「線」と実際の「暮らし」との間を繋げる感覚を養いたかったからです。
ここには、いわゆるモデルハウスのような雰囲気ではありません。
たとえば、こどもの描いた絵や、日々の暮らしの中で顔をのぞかせる
雑多なものも、共存しています。
きれいに整えられた環境ではなく、あらゆるものを享受する、
建築のふところの深さのようなものを感じていただければと思います。
わたしたちの暮らしは、
さまざまな「もの」や「こと」が寄り添うことでできていて、
家の中に、それらが入ることで、建築も生き生きとする。
さりげなく、感じよく。
そのような暮らしの器を設計していきます。
建築家
山田智也(Yamada Tomoya)
一級建築士
一級建築士事務所
登録第369904号
滋賀県知事登録(イ)2432号
経歴
1981年
2004年
2004-09年
2010-15年
2015年
滋賀県彦根市生まれ
京都造形芸術大学 建築デザイン学科卒業
株式会社 三和工務店 (京都)
佐藤重徳建築設計事務所(東京)
つぶて舎 設立